10/09/10 17:52:51 0
ハンサムな男性は収入が高く、女性はセクシーな服装が有利─容姿に過剰にこだわる文化が
オフィスにもたらした過酷な現実─
いまアメリカで、デブラリー・ロレンザーナ(33)を知らない人はまずいない。
ニューヨーク在住のこの女性は09年12月、以前の勤め先である大手銀行シティバンクを訴えた。
腰からもものラインがくっきり浮き出る膝丈のペンシルスカートに、体に密着するタートルネックのトップス、
爪先が開いたオープントウのピンヒール─そんな服装でデスクワークをしていたロレンザーナは、
「セクシー過ぎて」同僚たちの仕事の妨げになるという理由で不当に解雇されたと主張。
大きな反響を呼んだ(解雇理由はあくまでも業務遂行能力の問題だと、会社側は主張している)。
その後、ロレンザーナが美容整形に関するテレビのリアリティー番組に出演し、
豊胸手術やさまざまな注射などを受けていたことが報じられた。番組での言動は目立ちたがり屋そのもので、
シティバンクを訴えたのも売名行為ではないかと疑う声が高まった。
安っぽい騒動と言えばそのとおり。だが、この件に関して誰もが避けようとしている問題があるように思える。
ロレンザーナが容姿を理由に解雇されたのかという以前に、そもそも採用されたのは
セクシーな容姿のおかげだったのではないか、という点だ。
そんな基準で社員を採用する会社ばかりではない。だが、アメリカ社会で容姿重視の風潮が強いことは間違いない。
ほとんどの場合、美男美女のほうが容姿の劣る男女より好ましい結果を手にするというのは、
経済学の世界で昔から指摘されていたことだ。ハンサムな男性はそうでない男性に比べて、収入が平均5%高い。
美しい女性は、収入が平均4%高い。容姿のいい男女は先生や上司に目をかけてもらいやすい。
赤ん坊でさえ、美しい人を長く見詰めることが知られている。
アメリカの景気がもっとよく、(美容整形でセクシーボディーを作ったパリス・ヒルトンではなく)
化粧っ気のないモデルのケイト・モスが美のシンボルだった20年ほど前なら、この種の統計は皮相的なものと切り捨てられたかもしれない。
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