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民主党代表選は九日、本紙による終盤情勢分析の結果、菅直人首相が小沢一郎前幹事長に対し、
やや優位に立っていることが分かった。党所属の国会議員四百十一人のうち、首相は
百六十三人、小沢氏は百七十四人の支持を集め、小沢氏が先行しているものの、
総ポイントの約四分の一を占める党員・サポーター票では首相がリードし、地方議員を
含めた全体でも、首相が小沢氏を上回っている。
ただ、どちらを支持するかを表明していない国会議員が約七十人おり、このまま
首相がリードを守りきれるか、なお流動的な部分がある。
対応を決めていない旧民社党系、旧社会党系グループ、新人など、中間派の国会議員の
動向が大きな焦点になる。
分析は議員本人、党内各グループ、支持者への取材に基づいて行った。
首相は菅グループ、前原誠司国土交通相、野田佳彦財務相のグループを手堅くまとめる一方、
小沢氏は党内最大の小沢グループと鳩山由紀夫前首相のグループを基盤に支持拡大を図っている。
小沢氏の影響力が強いとみられていた参院は、小沢氏四十七人に対し、首相が四十六人と健闘。
当選一回の衆院議員は小沢氏が六十三人を固め、首相の四十三人を大きく引き離している。
党員・サポーター票は、首相が国民世論の支持を背景に六割程度を獲得する勢い。
地方議員票も首相が三分の二を押さえるとの見方が強まっている。
代表選はポイント制で、国会議員票八百二十二ポイント、党員・サポーター票三百ポイント、
地方議員票百ポイントの計千二百二十二ポイントの過半数を獲得した候補が新代表に選出される。
*+*+ 東京新聞 2010/09/10[08:18:53] +*+*
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