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河南省では咬まれてから1,2週間程度の潜伏期間ののち40度以上の高熱や血小板減少、多臓器不全により最悪の場合死にいたる恐怖の
殺人吸血ダニの報告が2007年5月に初めて確認されて以来2010年9月8日までに557例に上り、18人が亡くなっていることがわかった。
河南省衛生局の発表を各紙で報道している。
このダニによる被害は主に5月から8月にかけて、40歳から70歳くらいの世代に多い。河南省信陽市商城県、光山県、平橋区などに被害が集中している。
1,2週間の潜伏期間の後、突然40度の高熱と全身の倦怠感を訴え、頭痛、おう吐、食欲不振、腹部膨張の症状が続く。
白血球と血小板が減少する”発熱性血小板減少総合症”となり重症化すると心臓、腎臓、肝臓など多臓器不全に陥り最悪の場合死亡する。
南沖村の雷さんは今年7月31日家の近所で草を摘み、家に帰った。ズボンの裾をまくってテレビを見ていると、
雷さんの太ももにゴマ粒大の虫がついているのを夫が見つけた。夫は指で摘まもうとしたがその虫は雷さんの
太ももに張り付いたままうまく取れない。ピンセットでようやく摘まみ取った。4日後雷さんは高熱を出した。
幸い雷さんは快復したが快復後、家の中や飼っている犬の毛の中をさがしてもその虫は見つからなかったという。
このダニは普段はゴマ粒ほどの小ささだが、簡単には外れない8つの爪を人体の皮膚に食い込ませて人の血を吸う。
血を吸いこむと赤くなり数十倍に大きくなるという。
予防としては環境と衛生に注意し、草地や木の下などに長時間座りこまないこと。頭皮、腰、脇の下、股、足などにつきやすい。
もし見つけても指で直接取らないで、ピンセットなどの工具を使うこと。媒体となるネズミやペットに注意することなどだ。
人の血をたくさん吸って赤紫色に膨れ上がっているこのダニの写真は実に気色悪い。
ソース エクスプロア上海 (aoyun)
URLリンク(www2.explore.ne.jp)