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小沢氏、女性天皇に前向き 内閣法制局を廃止
民主党の小沢一郎前幹事長は8日、代表選に際して記者会見し、首相に就任した場合の
対応に関連し、皇位継承を男系男子に限っている皇室典範について「女性の天皇陛下が
あっても別に不思議はない。男系男子に限る必要はない」と述べ、改正に前向きな姿勢を示した。
また、政府の憲法解釈などを担っている内閣法制局に対しては「憲法の番人のように
なってすべての法律をオーソライズ(認可)する場所だと議論されているのは理解できない。
内閣に法制局は必要ない」と廃止を明言した。
靖国神社のA級戦犯合祀をめぐっては「A級戦犯は政治的責任を取った結果であり、
戦争で国のために戦い亡くなった人を祭る靖国神社本来の趣旨と違う。合祀するべきでない」
との認識を表明。「本来の靖国神社の姿に戻れば、首相であろうが参拝はなんら問題ない」と指摘した。
永住外国人への地方参政権付与問題では「私個人は認める方向でいいが、他党の意見も
あるので議論をさらにしていく必要がある」と述べた。
[ 2010年09月08日 19:19 ]
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