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★シンポジウム:「吉野作造と現代」 御厨氏が政党政治語る--大崎の記念館 /宮城
大崎市古川の吉野作造記念館で4日、シンポジウム「吉野作造と現代」(主催・NPO法人、古川学人)が開かれ、
東大先端科学技術研究センターの御厨(みくりや)貴教授が「日本に政党政治は根づくのか-党名の政治学」と題して講演し、
約200人の聴衆が詰めかけた。
御厨教授は明治期以来の党名史を概観し、日本政治の変化や特徴を解説。
自由民主(自民)党について「保守党」より汎政治的な包括性を持った党名がさまざまな力を呼び込み、長期政権に寄与したと説明。
その上で自民党は党名にこもる機動性や柔軟性を取り戻さないと再生しないだろうと述べた。
民主党については、政党なのか分からないところがあり、自民党の歴史をもっと勉強することが大事だと指摘した。
また、民主党の代表戦にからみ、代表の任期が2年と短い一方、国政選挙が頻繁にあり、
「安定政権が生まれ難い構造になっている」と強調。
政党政治が根づくにはそれらの改革が必要と述べた。
この後、他の政治学者らとのフォーラムが行われた。【小原博人】
毎日新聞 URLリンク(mainichi.jp)