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「アジアには米国のプレゼンス(存在)は必要だが、第7艦隊で十分ではないか」
「米軍が引くことで、日本が日本の安全保障の責任を果たしていけばいい」と語った。
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アメリカが警戒する小沢ドクトリン「本当の狙い」=武冨薫と本誌編集部
(SAPIO 2009年9月9日号掲載) 2009年9月14日(月)配信
「日本にいる米軍の戦力は第7艦隊と、それに属する海兵隊が大部分を占める。
小沢氏が日本には第7艦隊だけでいい、というのは現状肯定論だし、米軍が進める再編の方向に一致した発言です。
麻生首相は『防衛に知識のある人はそういう発言はしない』と批判したが、防衛知識がないのは麻生首相のほうです。
もともと米軍には日本を守るための部隊はいない。日本の防衛を担ってきたのは自衛隊なのです」
序章 自民=親米、小沢=親中という「マスコミ定説」の嘘
その1 日米安保条約の目的は「日本防衛」ではない
その2 「思いやり予算」─カネづるとしての日本
その3 「ポチ小泉」が決めたグアム移転計画の正体
その4 小沢一郎は「アメリカの尻尾」を踏むか
麻生首相は祖父である吉田茂・元首相の血筋をことさら誇るが、その吉田政権が打ち出した「吉田ドクトリン」とは、
日本は安全保障を米国に任せ、ひたすら経済発展に邁進すべし、というものだった。
それに対し、小沢氏は自民党時代には「普通の国になれ」と説き、最近は「国連のISAF(国際治安支援部隊)に参加すべき」と主張して、
米軍依存の安保から国連を舞台にした独自の安保体制に移行する考えを示してきた。いわば、常に吉田ドクトリンの破壊者だったわけである。
その「小沢ドクトリン」を米国が認めるかどうかは、米国が求める財政的結びつきを小沢氏が継続するかどうかにかかっている。