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★民主代表選 自民注視「内輪の争い」総攻撃
菅直人首相と小沢一郎前幹事長による民主党代表選で、最大野党の自民党が批判のボ
ルテージを上げている。東北の自民党各県連は、対決回避を狙った「密室調整」や党内
抗争の様相を帯びる選挙戦に「古い自民党を見ているようだ」と総攻撃。民主党の政権
党としての資質を疑問視しながら、巻き返しのチャンスをうかがっている。
「総理になる資格のない人と、資質のない人の戦いだ」
秋田県連の鈴木洋一会長は両氏の戦いをこう切り捨てた。「小沢氏は『政治とカネ』
で幹事長を辞任した。菅氏も参院選敗北の責任を取っていない」と冷ややかだ。
実力者同士の激突となったが、小沢氏の出馬をめぐり民主党内は迷走した。自民党山
形県連の今井栄喜幹事長は「そもそもこの厳しい経済情勢下で、権力闘争をすることが
国民のためになるのか」と「内輪の争い」を批判。「昔の自民党よりもひどいのではな
いか」とこき下ろす。
両氏の舌戦にも厳しい目が向けられる。
青森県連の山内和夫筆頭副会長は「2人は政治理念、政策がまるっきり違う。これま
では政権を取るために数合わせで一緒になっていたが、代表選後に党が分裂するかもし
れない」と民主党内の亀裂の深さを強調した。
宮城県連の須田善明幹事長は告示後の2人の論争に対し「互いの弱点を突くことに終
始し、国をどこに導こうとしているのかという議論がない」と指摘。「代表選後、党内
で目的地が一致しないなら、それぞれの主義主張に基づいて割れるなりした方がいい」
と話した。
(続く)
■ソース(河北新報)
URLリンク(www.kahoku.co.jp)