10/09/04 02:26:06 0
長引く不況で、大学生の就職戦線は“超氷河期”状態のまま9月の「秋採用」シーズンを迎えた。
来春卒業する大卒者の内定率は7月現在7割以下で、10年前の就職氷河期並みに落ち込んだ平成22年度をさらに下回る見通しだ。
秋採用とはいえども、大手企業の採用はすでに終了。
前年からの就職浪人組も多く、残り少ない求人枠を奪い合う熾烈(しれつ)な戦いとなるのは必至だ。
(蕎麦谷里志)
「会社はこんなにいっぱいあるのに…」
東京都内の有名私立大4年の吉田淳子さん(22)=仮名=は乱立する東京・新宿のビル群を見上げ、ため息をついた。
冬物のリクルートスーツに容赦なく照りつける太陽が疎ましい。
大学生の就職活動開始時期は早まっており、3年生の10月に始まる。これまで30社以上の面接を受けたが内定はゼロ。
「昨年の就職浪人組も多いから今年は厳しくなるよ」。先輩から聞いて覚悟はしていた。
しかし、この時期まで汗だくになりながら会社を回っている自分の姿は想像していなかった。
資産運用の仕事にあこがれ、当初は金融系を中心に回ったが、内定は得られなかった。
その後はIT関係、外食系、ホテル…。手を広げても、結果は変わらなかった。
「だんだん自分が何をしたいのか分からなくなってきた。金融や大手へのこだわりはもうない。自分がやりたい仕事をみつけたい」。
9月から本格化する秋採用では、中小企業を中心に回るつもりだという。
ソース MSN産経 2010.9.4 01:51
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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