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・アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で、240人余りの女性や子供が武装勢力の兵士に
集団レイプされる事件があり、犯行に及んだとされるルワンダの反政府武装勢力
「ルワンダ解放民主軍(FDLR)」の指導者らを国際刑事裁判所(ICC)で裁くべきだ
との声が上がっている。また、現場からそう遠くない場所に駐留していながら、
犯行を止められなかった国連平和維持活動(PKO)の国連コンゴ安定化ミッション
(MONUSCO)にも非難が集中している。
■村人全員の目の前で
・8月23日の国連発表や報道によると、事件は、今年7月30日から8月3日までの間に、
東部キブ州ルブンギの村落周辺で起きた。
被害に遭って治療を受けた女性や子供の数は当初、数十人とされたが、
その後次第に実態が明らかになり、今月1日の国連の発表では242人に膨らんだ。
生後1カ月の男の赤ちゃんや110歳の老女も含まれている。
犯行当時、200~400人の武装勢力の兵士が村を占拠し、2~6人が犠牲者の家族や
村人全員の目の前で女性らをレイプしていったという。
国連のマーゴット・ワルストロム事務総長特別代表(紛争下の性暴力担当)は8月31日、
記者会見し、FDLRと民兵組織「マイマイ」が犯行に関与したとの見方を示し、
「重要な手段を取らなければならない」として、指導者らが戦争犯罪と人道に対する罪で、
ICCにおいて訴追されるべきだと訴えた。
ICCでは、かつて民兵を率いたコンゴのジャン・ピエール・ベンバ元副大統領(47)も
同様の罪で訴追されている。ただし、FDLRは今回の事件への関与を否定している。
(続く)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
・コンゴ東部の山道で、地元女性の体をまさぐるルワンダ・フツ系の反政府勢力兵士
URLリンク(sankei.jp.msn.com)