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★【公開討論会】能弁だが何も語らぬ小沢氏 中身のない首相 うつろな舌戦
民主党代表選に立候補した菅直人首相と小沢一郎前幹事長による2日の公開討論会
(日本記者クラブ主催)でかいま見えたのは、日本の次期最高指導者候補2人に共通し
たうつろさだった。小沢氏への敵(てき)愾(がい)心はむき出しにしても、具体的政
策はあやふやな首相と、いつになく能弁で丁寧に質疑に応じたにもかかわらず、実は何
も語っていない小沢氏。両者の舌戦からは、日本の明日は見えてこなかった。
■小沢氏当てこすり
「お金にまみれた政治文化を変えなければならない」「小沢さんの政治のあり方は、
お金と数の原理が色濃くある」
首相は討論会で、政治資金問題を抱え、党内で事実上の「小沢派」づくりに熱心だっ
た小沢氏に繰り返しジャブを放ち続けた。
この日の首相の作戦は小沢氏の「弱点」を国民に印象づけるというイメージ戦術にあ
ったようだ。自民党旧田中派直系である小沢氏に代表される「古い政治」からの脱却を
強く訴えた。
また、1日夜にスペインのサパテロ首相と会談した際、「(くるくる代わる)日本の
首相の名前はなかなか覚えられない」と言われ、恥ずかしい思いをしたエピソードも紹
介した。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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