10/09/06 22:44:13 XXMT87u50
>>231
>>222-223氏は「裁く」と言うけど、広島市のオンブズにはそんな大層な権限は無い。
権限が無いから、相談や通報を受理し、
親子等の当事者や関係機関の間に立って連絡、仲裁、助言をするのが主な仕事になる。
むしろ、執行権が無いから関係者の間で当事者や関係機関の利害から一歩離れて、
濫用にならない程度で子どもの意思表明や最善の利益に沿って最善と思われる解決案を助言する。
そういう役割を担う事になる。
権限には制約が伴うので、
公務員、特に特定の分野に権限のある機関は縦割りになりがち、
横の連絡は担当者やその上司のスキルやパイプが大きく関わる、色々と責任問題や利害関係も発生する。
一方で、特定の子どもの問題に就いて、アフターケアや生活苦などの問題も含めて
単一の機関での解決が難しいケースもしばしばある。
>>222-223氏がよく言う様に、現行法でも対応可能なケースでも、
現場の担当からそれを使える部署に情報が届かずに手遅れになるケースもしばしばある。
これを防ぐためには良心的な担当者に当たるか、
当事者が勉強したり弁護士を雇って公務員・公的機関を「使う」態度で司令塔になるかだけど、
子どもに関してはそれは現実的ではない。
権限の無い分自由度のある、仲裁、助言に特化した調整の司令塔が欲しいのがそういう事。