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・【小沢氏冒頭発言】
「このたびの民主党の代表選に立候補することになりました小沢一郎でございます。
先ほどお話ありましたように、民主党の代表は今日では政権運営の最高責任者を選ぶ
ということにあります。したがいまして、私自身、今日のような大変厳しい、困難な時期に
トップリーダーとして、その責任を果たすことができるのかどうか、今回の代表選に
出馬すべきかどうか、思い悩みました。しかし、一方で、今日の日本の社会を見るときに
毎日、毎日、人殺しの話、親殺し、子殺しにはじまりまして、そういう本当に信じられない
ような報道がなされております。また、自ら命を絶つ自殺者もいっこうに減る気配が
ありませんし、高齢者の行方も分からないという問題も出てまいりました。こういう
状況はまさに日本社会、日本人の精神的な崩壊が始まりつつあるということの
シンボリックな状況ではないかというふうに考えております」
「加えて、今日の経済の停滞が学校を卒業しても就職できないという若者たち。これが
たくさん増えております。そして、最近その経済がさらに一層、不透明感を増し、景気の
後退が進むのではないかということが言われております。私どもはそういう中にあって、
昨年の総選挙でこういう経済をはじめとする政治経済、そして社会全体の停滞を
打破するためにマニフェスト(政権公約)を掲げ、官僚任せの政治行政ではなくて、
国民主導、すなわち国民が選んだ代表が、政治家が主導する政治を実現するんだという
ことを訴えて政権を委ねられたと思います」
「この今日の困難を乗り越えて、そして本当に私たちが掲げた国民の生活が第一と。
国民の生活を守ると。そういう政策を実行していく。そのためには国民の代表である
政治家が自分自身で決断し、そして自分自身の責任をもって実行していく。こういう
政治を作り上げることが、いろいろな施策を実行する上において、まず最大の前提
だと思っております。私はそのことを最大の主眼としつつ、経済の再生、国民生活の
再生、そして地域の再生。そういった問題を主眼として取り組んでまいりたい。
そのように考えております」(抜粋)
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