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民主党代表選が1日告示されたのを受け、自民党には、中堅・若手を中心に、「菅直人首相続投」に期待する「奇妙な空気」が強まっている。
剛腕で鳴らす小沢一郎前幹事長が勝てば「ねじれ国会」の打開策として、自民党内に手を突っ込まれるとの警戒感が背景にある。
一部幹部には、小沢氏との連携を模索すべきだとの声もあり、執行部は党運営で難しい手綱さばきを強いられている。
大島理森幹事長と川崎二郎国対委員長は1日、公明、みんな両党の幹事長らと個別に会談。
代表選期間中でも、首相が公務を優先させるとしていることから、参院と同様、衆院での閉会中審査の開会や、
秋の臨時国会の早期召集を与党に求める方針を確認した。
だが、自民党の中堅・若手からは
「代表選の最中に首相を追い詰めれば、小沢氏の追い風にならないか」(若手の一人)と、疑問を示す向きがある。
財政再建を提唱している首相の経済政策に同調する声が強い事情があるほか、「小沢首相」の場合、
「どんな手を使ってくるか見えない」(中堅)との危機感がある。
幹部の中に「ねじれ国会」対応で、小沢氏が自民党との連携に動き出せば、
法案処理で協力関係を築き、政権復帰に道筋をつけるべきだとの声があるのも事実。
だが、小沢氏との連携派は少数で、動きが本格化する可能性は低い。
「薄っぺらく詭弁(きべん)だ」。大島氏は1日夕、首相の記者会見を批判したが、首相批判をどこまで続けられるのかは不透明だ。
ソース MSN産経 2010.9.2 08:23
URLリンク(sankei.jp.msn.com)