10/09/02 11:59:09 2ItV7/w90
ある遺伝子を一コピーだけ持つとよい効果が現れるが、二コピー持つと、病気にかかると
言ったマイナスの効果が現れることがある。この場合、コピーを一個だけ持っている人々には
ヘテロ接合体優位性があると言う。
アシュケナージの異常な偏りを唯一説明できそうなのがヘテロ接合体優位性による自然淘汰だ。
特定の遺伝子を持つ人々の生殖率が高まったためにこういうことが起こったというものだ。
遺伝子変異の中には特定の環境(中世にアシュケナージが経験した社会的環境)において有利に
働くものがあり、そのためそうした変異を持つ人々は、平均してその集団のほかの人々よりも
多く子供を持つ。徐々に変異は集団内で濃くなっていき最終的に異常な偏りを示した。