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★40歳無職消防団員、連続放火魔か
・深夜の駐車場で、ブスブスとくすぶる土のう。暗闇に紛れて不審火近辺から逃走しようとした
男を捕まえてみると、その正体は地元の消防団員だった。
宮古署によると、菊池容疑者の逮捕容疑は30日午前0時55分ごろ、宮古市緑ヶ丘にある
民間会社の駐車場内で、積み上げてあったビニール製の土のうに、たばこで火を付けて
一部を焼いた疑い
同署によると、宮古市の不審火騒動は今年2月ごろから始まった。夜間から早朝にかけ、
市街地の半径約500メートル以内で発生するのが特徴で、電気店の軒先に置いてあった
廃品の家電製品や段ボール、神社の境内に立ててあったノボリや紅白の幕などが燃やされ、
今月までに計13件続いていた。
このため、4月ごろから同署や消防がパトロールを強化。宮古署員は30日も市内各所で
張り込んでいた。そこに、飛んで火にいる夏の虫、菊池容疑者が登場。人気のない駐車場で
たばこに火を付け、不審な素振りを捜査員が発見、その様子をジッと観察していた矢先の
犯行だったという。
宮古消防署などによると、菊池容疑者の父親は消防団員ではなく、れっきとした
「元宮古消防署員」だという。
火に立ち向かうDNAを受け継いだか、単に火に興味があったのか、菊池容疑者は自ら
志願し、5月1日に「宮古市消防団第3分団」へ入団。直後の同2、3日夜にいきなり発生した
火災では、自身も現場に向かっていた。同署ではこの火災についても、慎重に関連を調べる。
また、菊池容疑者は今回の逮捕を受け「懲戒免職になった」(地元関係者)=消防団員は
地方公務員法などに規定された地方公務員=。
宮古消防署の小林一彦署長(55)は「逮捕された者が消防団員だということに、まさか、
まさかといった心境。消防団はもともと自分の地域を自分で守るという、義勇消防の
精神で成り立っており、昼も夜も皆で頑張っていたのに…」とショックを隠せない様子だった。
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