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児童ポルノ所持の恐怖:濡れ衣で失職・自殺した人々
英国の中学校の校務員が、上司であるEddie Thompson氏のパソコンに児童ポルノ画像を
隠した罪で起訴されている。この校務員はThompson氏に不満をもっており、同氏を解雇に
追い込み、破滅させることが目的だったという。
問題の校務員は、児童ポルノ画像を焼き付けたCDを、Thompson氏のパソコンの中にあった
ものだとして警察に郵送した。さらに、 Thompson氏のノートパソコンに児童ポルノ画像を隠し
た上で、警察に匿名で電話をした。通報を受けた警察は、問題のノートパソコンを押収し、
被害者であるThompson氏を逮捕した。
この事件の恐ろしいところは、これが実際に起こったということだけでない。校務員がポルノ
所持の偽情報を警察に流し、その結果Thompson氏が逮捕されたのは2006年だが、真実が
明らかになったのが2007年だったという点にある。校務員は2007年にようやく逮捕され、現在
裁判が行なわれている。
Thompson氏とその妻は、本当の犯人が逮捕されるまでの1年間を、近隣住民の非難の声に
おびえ、友人や家族、同僚からも避けられる暮らしをしていたという。
英国の警察は2002年、ウェブサイトで児童ポルノ画像を購入した容疑で7000人以上を起訴
したが、このうちの多くがクレジットカード詐欺の被害者だったことが後に判明している。
Simon Bunce氏もそんな被害者の1人で、IDが児童性愛者に盗まれていた。だが、容疑が
完全に晴れるまでに、Bunce氏は高収入の職を失い、家族からも絶縁されてしまった。
(>>2に続く)
ソース:WIRED VISION 2010年8月26日
URLリンク(wiredvision.jp)