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★高速無料化「死活問題」、国道も商店もガラガラ
全国37路線50区間の高速道路で無料化の社会実験が始まって、28日で2か月が
経過した。
高速道路の通行量が軒並み増える一方で、並行する国道では激減して商店の売り上げ
が半減するなど、「死活問題だ」と悲痛な声も上がっている。
国土交通省によると、実験の対象区間では、1か月間の通行量が平均で約2倍に増え
る一方、並行する国道では2割減少した。
最も明暗を分けたのは、県内の高速道路の9割が無料化された山形県。県を横断する
山形自動車道は通行量が2~4倍に増えた。日本海側の庄内地方には観光客が押し寄
せ、山形道の寒河江サービスエリアの売店も「来客数は1~2割増」。しかし、山形道
と並行する国道112号(西川~月山)の休日の通行量は全国最大の53%も落ち込ん
だ。山形道は未開通区間もあるため、高速を敬遠して国道を走る車も多かったが、無料
化で一気に高速に流れ、売り上げが10分の1に減った飲食店もあるという。
町が素通りされていることに危機感を強めた西川町商工会などは緊急対策会議を設置
した。山形道のサービスエリアにも乗り込み、特産の山菜そばの割引券付きパンフレッ
トを配布。商工会の木村寿和さん(58)は「お盆は帰省客で少し回復したが、今後が
また心配」と、追加対策を検討する予定だ。
(続く)
■ソース(読売新聞)
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