10/08/27 10:23:31 0
東京・浅草の浅草寺で最近、トイレのゴミ箱に使用済みのトイレ紙を
捨てる行為が目立っている。トイレ紙を流す習慣のない中国の観光客が
悪気なく行っているとみられ、寺は中国語の張り紙で注意を促すなど対応しているが、
事態はなかなか改善しないようだ。中国人観光客に人気があることで知られる浅草寺だが、
思わぬトイレ文化の“日中摩擦”に関係者は頭を悩ましている。
浅草寺によると「トイレ紙問題」は昨年から顕著になり、特に
中国人の観光ツアーの一行が訪れた後によくみられるという。
中国ではトイレ紙の品質が悪くて詰まりやすいことなどから、使用済みの紙をゴミ箱に
捨てる習慣がある。中国語の新聞「中文導報」(東京)の張石副編集長は「観光客に悪気はなく、
『トイレを詰まらせたら大変』と考えてゴミ箱に捨てている」と解説する。
寺は7月上旬、トイレに「水で流してください」という中国語の張り紙を掲示したが、
効果は「紙の量が少し減った程度」(寺関係者)という。張り紙は中国で現在ほとんど
使われていない旧字で書かれており、寺は内容が十分に伝わらなかったと判断。
一般的な簡体字で「ご協力感謝します」という一文を加えた新しい張り紙を作成し、18日に張り出した。
実は、観光名所の秋葉原でも同様の現象が起きている。大手の家電量販店では
トイレの正しい使い方を説明する中国語などの張り紙を掲示。
ゴミ箱の紙を回収するなどのトイレ清掃をこまめに行っている。
張副編集長は「中国のトイレ事情が日本と同じになるには、あと20年くらい必要なのではないか」としている。
URLリンク(bizmakoto.jp)