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・民主党の前幹事長で県連会長の小沢一郎氏が党代表選への立候補を決意した。
首相が視野に入る決戦に、同党県連の期待は高まっている。その政治手腕が評価される
一方で、「政治とカネ」問題などを抱えての立候補に、県内有権者の声も賛否両論だ。
26日午前、小沢氏は議員会館の部屋に訪れた菊池長右エ門衆院議員らに、こう語り
かけたという。「結局こう決めたよ。みんなにも苦労をかけるね。よろしく」。そして、にこやかに
握手を交わした。前日には、県選出の7人の国会議員を含む議員らが出馬要請に訪れていた。
県内の民主党関係者は一様に歓迎ムードだ。達増拓也知事は「1年前の政権交代を実現した
民意に応えるような政府・与党を力強く再建してほしい」とコメント。県連にはこの日、出馬を
聞いた市民から「小沢氏に投票したい」と、サポーターの申し込みも相次いだという。
県連代表代行の菊池氏は出馬について「民主党というより、日本の国がどうなるかという問題。
経済危機に手をこまねいて無策でいる。日本の国難を乗り越える覚悟なのだろうと忖度する」と
述べると、「勝つのも大変だし、勝った後が大変でしょう。お悩みになったと思います」と推し量った。
有権者の間には、歓迎と困惑が交錯した。八幡平市の主婦(67)は「菅首相では頼りないと
感じていた。でも、また野党や検察からたたかれるのでは、という心配もある」、盛岡市の
会社員水谷博美さん(35)は「民主党をきちんとまとめてくれると期待したい。自身の身の
潔白も証明してほしい」と話した。同市の主婦坂下知子さん(77)は「小沢さんのとつとつと
した人柄は好きだが、代表になって党内がまとまるのか心配」と語った。
野党は軒並み、困惑気味だ。参院選で「小沢政治にNO」を掲げた自民党。県連の
千葉伝幹事長は「6月の幹事長辞任は、政治とカネを含めた国民からのノーがあったはず。
国会でも説明責任を果たしていない。経済対策が与党の喫緊の課題のはずでもあるのに、
いかがなものか」と疑問視する。(抜粋)
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