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円高が進む日本、中国人観光客は円高を嫌って韓国旅行を選択
中国人観光客にとって、日本を訪れる目的の1つにショッピングが挙げられるが、こうした中国人観光客たちは円高を嫌い、
韓国やタイなどといった日本以外の国へ目的地を変更しているという。遼瀋晩報が伝えた。
6月には1ドル=92円だったが、8月24日には1ドル=84円台前半まで値上がりするなど、2カ月で8円も上昇。
遼寧省では日本でのショッピング旅行を検討していた観光客の多くが、「割りに合わない」として、韓国やタイなどほかのアジアの国に行き先を変更しているという。
旅行を検討していた中国人の1人は、「先日までは760元で1万円に両替できたが、今では796元ないと1万円にならない」と不満を口にした。
記事では、「円高が続く日本はライバルの韓国に機運を奪われている」と指摘。
瀋陽からチェジュ島まで4泊5日のツアーはわずか2500元(約3万2500円)であるのに対し、日本への同様のツアー代金はその2倍もすることを紹介した。
また記事では、「現在の韓国は気候面においても、価格面においても、1年の間でもっとも良い時期だ」としたほか、
韓国は中国人観光客に対する優遇策を打ち出していることから、多くの中国人観光客が韓国旅行を選択していると報じた。(編集担当:畠山栄)
サーチナ
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