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福岡市東区の海の中道大橋で、市職員(当時)の飲酒運転により幼いきょうだい3人が
犠牲となった事故から25日で4年を迎えた。無謀な事故を教訓にするどころか、今年
上半期の飲酒運転事故の件数が全国最悪の福岡県。前夜から早朝にかけての取り締まりでも
酒酔い運転容疑で逮捕者が出た。「もう繰り返さないで」。太陽が照り付ける事故現場で、
人々が行き交う街で、祈り訴える人たちの姿があった。
●現場で献花
海の中道大橋のたもとに設けられた献花台では、訪れた人が花をささげて幼い3人を悼んだ。
3児の父親大上哲央(あきお)さんと博多山笠を通じて知り合いだったという福岡県篠栗町の
男性は、2人の娘を連れて橋の上に献花。3人が亡くなった海に向かってじっと手を合わせた。
「こんな身近に犠牲者が出るとは。きょうは特別な日。毎年献花に来ています」と寂しげな
表情で振り返った。
2人の姉妹は、亡くなった紘彬(ひろあき)ちゃんと倫彬(ともあき)ちゃんの同級生で、
一緒に山笠に参加するなど仲が良かったという。男性は「悲惨な事故があったというのに、県内の
飲酒事故が全国最悪なのが残念で仕方ない。一人一人が意識を高めて飲酒運転を撲滅しないと
いけない」と強く訴えた。
※続きます。
西日本新聞 2010年8月25日 16:30
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▽3児死亡事故が起きた海の中道大橋の上に花を手向け、手を合わせる親子連れ(画像)
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