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大量の原油が流出したメキシコ湾の海底で、原油を分解する新種の細菌が繁殖していることがわかった。
米ローレンス・バークレー国立研究所の研究グループが発見し、24日の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。
今年5月25日から6月2日にかけ、メキシコ湾の深海底17か所で採取した試料から見つかった。
オセアノスピリラーレスと呼ばれる細菌の仲間で、水温が5度の冷水環境でも、効率良く原油を分解しているという。
細菌の繁殖によって海中の酸素濃度が低下する可能性もあるが、研究チームの観測では、
濃度低下は確認されておらず、他の海洋生物への悪影響は心配ないとしている。
ソース 読売新聞
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