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★にいがた夏野菜カレープロジェクト
「全国一のカレー好き」とのデータがある新潟でこの夏、県とハウス食品、地元スーパーなどが
「にいがた夏野菜カレープロジェクト」を行った。カレーで地元を盛り上げようというもの。
ただ、主体の一つのハウス食品新潟営業所の売上高は前年7月と比べ約1割減。記録的な猛暑で
カレーが敬遠されたことなどがあったようだ。とはいえ、カレーをめぐっての大がかりな協力態勢は
県内では珍しく、カレーでの街おこしを今後も定着させたい、との期待は高まっている。(中略)
このイベントは、「ご当地夏カレー」販売促進イベントを全国で展開するハウス食品と、
「全国一カレー好き」な県民性に目をつけた県の思惑が一致し、県が各団体を巻き込んだイベントに仕立てた。
総務省は毎年行う家計調査で、全国の都道府県庁所在地と政令指定都市での食料品などの消費量を調査している。
2人以上の世帯での2007~09年の平均値を見ると、新潟市のカレールー購入金額は全国一だ。
数量は1994グラムで、年間約100人前を作っている計算になる。
「新潟はカレーの具に使う生鮮野菜の消費量が多い」と話すのは県食品・流通課の星丈志補佐。
家計調査の同じデータによると、新潟市はジャガイモ2位、ニンジン4位。豚肉も5位となっている。
また、三条市には昭和初期から売り出されていたとされる「カレーラーメン」がある。
居酒屋で売られる「半身揚げ」もカレー風味で、カレーの食文化が広がる。
カレー総合研究所の井上岳久所長は「カレーが人気の地域には、保守層が強い県民性がある。
カレーは軍隊や給食で採り入れられた、皆が知っている味。新しい料理をあまり採り入れず、
一度受け入れたカレーを食べ続ける」と話す。家計調査でカレールー購入額2位の鳥取市や
4位の松江市は自民支持層が多い。新潟市も、かつては保守色が強かった。
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