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エジプト展の展示品・石像破損 冠部分割れる 移動作業中
静岡市内の静岡県立美術館で開催されていた「トリノ・エジプト展」(朝日新聞社、フジテレビなど主催)の
展示品の石像を、運搬業者が搬出の際に破損していたことが分かった。
主催者の朝日新聞社などが24日、会見して明らかにした。
展示品は、イタリアの「トリノ・エジプト博物館」からの貸し出し品だった。
主催者によると、破損したのは紀元前1500年ごろに制作されたとされる
石像「オリシス神をかたどった王の巨像頭部」(高さ149センチ、幅48センチ、奥行き60センチ)で、
エジプト史を知る上での貴重な遺品とされている。顔面部分は無事だったが、冠部分が破損した。
撤収を担当した「日本通運関東美術支店」の作業員が、この石像を降ろす作業中、
石像を乗せた昇降装置がバランスを崩して倒れ、破損したという。
同展は昨年8月から東京、仙台などを国内各地を1年かけてめぐり、静岡会場が最後だった。
静岡県立美術館では6月12日から今月22日まで開かれ、主催者によると、延べ約16万人の来館者があり好評を得ていた。
産経新聞 2010.8.24 11:44
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
冠部分が破損した王の巨像頭部(トリノ・エジプト博物館提供)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)