10/08/23 08:48:25 E9Njz6xMP
>>579
IT版ストックホルムシンドローム
URLリンク(www.nantoka.com)
岡崎市立中央図書館事件[URLリンク(www26.atwiki.jp) を見ても感じるのだが、
ひどいシステムを導入あるいはひどい運用をされているにも関わらず、
発注側担当者が開発会社あるいは運用会社をかばうという
「IT版ストックホルムシンドローム」が、自治体においては良く見られる。
・ダメなものを導入したとなれば、誰かが責任を追及されるからこれを避けたい
・そもそも入札によって選定されるので、担当者側には業者を追及する権限がない
・民間とは異なり、ダメを出すとなると事が非常に大事になり、誰かに累が及ぶ
・原課調達の場合特に、業者と交渉するのに必要な技術力を持った人材に乏しい
といった要因から、今の業者になんとか対応して欲しいとお願いするしかない
弱い立場が構成されて行くためだと分析している。
こうなると、一度導入したダメシステムをなんとかするために、なんやかんやと名目を付けて、
一生懸命予算を確保してやらないといけなくなる。
当然のことながら、 全て随意契約で、そもそもまともに交渉ができないのだから
金額も業者の言うなり になりがちだ。
本当は担当者も怒って良い話だが、その費用は 自分たちの財布からではなく、
住民の税金から出ていて、お金の面では痛くも痒くもない 事は、彼らにとっての救いである。
むろん、住民は怒って良いと思うのだが、この類の問題にメスを入れる市民団体も政治家もなかなか現れない様だ