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まじめな県民性の表れ!?―。2009年度の島根県税の徴収率が98・2%に上り、
都道府県税の徴収率で2年連続で全国1位だったことがわかった。
各自治体が滞納に頭を痛める中、全国平均を2・1ポイント上回る高い率。
島根県は、国政選挙の投票率なども全国1位の常連で、相次ぐ“好成績”に
「義務を果たそうとする県民の誠実な一面が表れているのではないか」と、みる向きもある。
徴収率の高さは、06年から開始した滞納者の差し押さえ物件のインターネット公売の
取り組みなどの影響もあるとみられる。同課の佐藤和治・グループリーダー(GL)は
「理由ははっきりわからないが、納税意識が高いのは確か」と語る。
一方、7月に行われた参院選島根選挙区の投票率は、全国で最も高い71・70%だった。
過去22回中、全国一は19回を誇る。昨夏の衆院選の投票率も78・35%で、
1969年の総選挙以来、14回連続で全国トップを更新中。県選管の成相優GLは
「投票に行くのが当然と考える人が多く、まじめさも一つの要因ではないか」と分析する。
好成績のはっきりした原因はわからないが、県立大短期大学部名誉教授(地域文化論)で、
県内の文化や歴史を研究しているNPO法人「出雲学研究所」の藤岡大拙・理事長(78)は
「県民のまじめさに加え、島根には共同体としての地域社会が根強く残っており、
互いの目を気にした行動の結果ではないか」と話している。
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