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05年を境に日本は人口減少に向かい始めた。長期にわたる出生率の低迷で、若い世代の人口が減る一方、
高齢者は激増していくという特徴を持つ。少子・人口減社会にどう向き合っていくべきか。
立場の異なるお二人と考えた。【立会人・山崎友記子】
(中略)
立会人 人口減社会を乗り切るにはどうすればいいのでしょう。
駒村 あるところで年金の話をしたら、年配者から「2020年がどうなろうと、おれの知ったことではない。
年金はともかく1円も下げるな」とか「子どもにお金を回すなら高齢者に回せ」という発言があった。
有権者が高齢化すればこうした声はますます大きくなるのではないか。
社会保障が世代間の助け合いのシステムだと理解しない人が増えている。
人口減少はすべての世代にとってのコストだ。いかに若い世代と高齢の世代でコストを分担するかが重要。
高齢化が進む前に分担のルール作りをすべきだ。
松谷 人口減少は大きな環境変化だ。社会保障制度に限らず、現在の社会制度のかなりの部分が機能不全となるだろう。
働く人の比率が上昇していた時と異なり、社会が個人の問題を解決する能力は大きく低下する。
日本はこれからどんな社会を目指すのか、どこまでが個人で、どこからを社会の責任とするのか、まずその議論が必要だ。
(後略)(終)
ソース 毎日新聞 ニュース争論:人口減にどう向き合う 駒村康平氏/松谷明彦氏(3/5ページ)
URLリンク(mainichi.jp)
写真慶應大の駒村康平教授=東京都千代田区で2010年7月21日、須賀川理撮影
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