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(>>1の続き)
朝日新聞は、図書館で使われている三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)社製の
ソフトを別の図書館関係者から入手。男性のプログラムとともに、この分野に詳しい産業技術
総合研究所の高木浩光・情報セキュリティ研究センター主任研究員や、大手の情報セキュリティー
会社「ラック」など3カ所に解析を依頼した。
その結果、いずれも図書館ソフトに不具合があると答えた。男性のプログラムは違法性が
なかったという。
朝日新聞が確認したところ、図書館ホームページの閲覧障害は、ほかに大阪府貝塚市、
広島県府中市、東京都中野区、神奈川県鎌倉市、京都府長岡京市、石川県加賀市でも起きていた。
MDISは「改善の余地がある」として7月、電算処理を毎回切るように岡崎のソフトを改修。
全国約30の図書館で順次作業を進めている。
男性は取材に「なぜ不具合が放置され、捜査機関は見抜けなかったのか。今後も同じような
逮捕が起き得ると思うと恐ろしい」と話した。
岡崎市立図書館は「様々なプログラムによるアクセスにも対応するよう改善を進めたい」と説明。
愛知県警は一連の不具合を把握していなかったが、「図書館の業務に支障が出たことは事実で、
捜査に問題はない」としている。名古屋地検岡崎支部は「コメントできない」としている。 (神田大介)
(以上)