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★例年になく静かな65回目の夏。政治が靖国問題を直視すべき時が来た 上杉隆 [ジャーナリスト]
終戦記念日、今年も靖国神社に参拝に行った。1999年以来、11年連続となる。
参拝後は取材である。到着殿に回り、国会議員の参拝後の様子を窺った。
その後は例年通り、境内大鳥居の脇のところで「チャンネル桜」のインタビューに応じた。
久しぶりにお会いした東條英機元首相の孫・東條由布子氏とも挨拶を交わした。
例年よりも参拝客は少ない。コスプレ風の若い女性参拝者が増えたのも例年にない傾向である。
靖国神社の風景は確実に変わっているのだろう。
菅内閣の閣僚が全員参拝を控えたためか、政治的な騒動も消えたようだ。
そもそも、靖国神社の求めている参拝時期はそれぞれ春季と秋季の例大祭である。
終戦記念日の英霊顕彰は、日本遺族会の希望である。
静かな参拝を望むという点では、靖国側の求める状況に近づいたともいえる。
筆者が初めて日本遺族会を取材してからすでに9年が経過した。
2001年8月13日、時の小泉首相が、内閣総理大臣として久しぶりに靖国を参拝した朝以来、
靖国神社は常に騒動の中にあったような気がする。
●A級戦犯合祀の問題は今年も何一つ進展なし
今回、確かに靖国神社には相対的な「静寂」が訪れた。だが、根本的な問題解決には至っていない。
その理由は、いわずもがな、いわゆるA級戦犯の合祀の問題が、何一つ進展・解決していないからである。
9年前のその日、小泉元首相はこう語った。
「私はね、特定の人だけに対して参拝しているじゃないんです。この戦争でね、苦しい思いをされ、
できれば避けたかった、戦場に行きたくなかった多くの兵士がいるんです。その人たちにお参りしているんです」
ダイヤモンド・オンライン URLリンク(diamond.jp)
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