10/08/22 18:01:24 njuuuq5W0
日本のサービス価格が上昇しない原因としては、サービス業における賃金上昇率の
低さが指摘されている。サービス業は在庫を持てず労働集約的であるため、
サービスを供給する側の労働賃金との連動性が高く、アメリカとユーロ圏では、
賃金上昇率が年2~4%程度で推移する一方、サービスの価格もほぼ同じペースで
上昇が続いている。
日本ではサービス業の賃金は前年比で下落している時期が多く、賃金の上昇による
コスト押し上げ圧力が働かないことが、サービス価格が上昇しない原因となっている。
つまり、サービス業の労働市場におけるデフレが、サービス価格の上昇を妨げ、
物価全体のデフレ基調の原因となっているのである。
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