10/08/22 00:52:46 mEMnZyg80
>>184
少子化だからってのはもちろんあるんだけどその大前提として
「音楽に金を払うのは主にティーンエイジャー」という風潮に業界が
流れて行ったという過去の失策がある。
高度経済成中期くらいまでだと娯楽に散財できるのは自ら稼ぎ手である
成人男性達で、たとえばキャバレー文化なんてものもあった。
(今のキャバクラみたいなものではなく、レビューやショーなどのステージが
あって、大人向けのエンターテインメントの場だった。)
もちろんレコードは大人が買うものだった。
80年代初頭辺りからレコードやCDを「子供『も』買うもの」にして、それが
80年代後半には既に「子供『しか』買わないもの」に変貌しつつあった。
ちょうど、歌謡曲に変わって台頭したニューミュージック~後のJ-POP~
がやたらに女向け恋愛歌一辺倒になったり、『愛は勝つ』などの女子供に
分かり易い曲ばかりがヒットする状況が作られた。
そうやって「邦楽の新作なんていい大人は聴かないだろww」的状況が定着した
後に少子化の波が順当に襲ってきたものだから…。