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知床岬パトロール 観光客立ち入りの跡 排せつ物や看板放置
【斜里】世界自然遺産の知床のうち、一般観光客の立ち入りが制限され、特別保護地区になっている知床岬周辺で１９日、
環境省などが合同巡視を行い、看板の放置など観光客の立ち入った形跡が見つかった。
岬周辺は関係機関が動力船を使った行楽目的の上陸を制限しているが、上陸して自然環境を荒らす例が後を絶たず、
同省などが１９９７年以降、夏季にパトロールを行っている。
世界自然遺産登録から５年を迎えた今回の巡視には環境省や道から８人が参加。
オホーツク管内斜里町ウトロから船で斜里側の海岸に向かい、上陸して約３キロを約３時間歩いて見回った。
先端部に近いアブラコ湾周辺では、数人分の排せつ物と紙くずのほか、観光客が持ち込んだとみられる「知床岬」と書かれた
約３０センチ四方の木製看板が岩場にひもで固定されているのが見つかった。たき火跡は確認されなかった。
環境省ウトロ自然保護官事務所の野川裕史上席自然保護官は「自然環境への影響が懸念され、マナーを徹底してほしい」と話した。
▽ ソース 北海道新聞（動画有り）
URLﾘﾝｸ(www.hokkaido-np.co.jp)
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