10/08/20 08:50:36 0
★【金曜討論】自民党は再生するか 後藤田正純氏、伊吹文明氏
7月の参院選で、自民党は民主党を上回る「改選第一党」を獲得した。
昨年の衆院選で政権を明け渡し、解党は時間の問題ともいわれたどん底状態からは抜け出したようにもみえるが、
政権奪取への見通しは明るくなさそうだ。“野党暮らし”も今月上旬で自己記録を更新した。
自民党は果たして再生可能なのか。党内の結束を呼びかける伊吹文明氏と、党内の権力闘争こそが
今求められているとする後藤田正純氏。ベテランと若手を代表する党の論客に聞いた。(今堀守通)
◇
■権力闘争できぬなら去れ
--自民党は参院選で民主党よりも議席が上回った
「勝利のひとつには、公約に消費税率を『当面10%』と掲げて戦った政策的な面がある。
そして、有権者の民主党に対する批判と、自民党の衆院議員や地方議員が選挙区で努力した結果だと冷静に分析する。
もし選挙前に執行部が一新されていたら、自民党はもっと良い結果になっていただろう」
●レベルの低い領袖
--自民党のどこが問題なのか
「党内の誰もが真の権力闘争をしていないことだ。まじめに政策の議論をして研鑽(けんさん)を積む。
その上で、首相という権力の奪取に挑む。実は昔の派閥の領袖こそやっていた。ところが、今の領袖はレベルが低い。
子分の面倒はみないし、政策は不まじめ、権力も取りに行かない。ポストほしさに、人気のある人に乗っかるだけ。
だから派閥はいらない、というのだ」
--人事の一新を求める理由は
「たとえば、参院選で引っ張りだこだった幹部がどれだけいたか。他の野党とパイプがある幹部がどれだけいるのか。
人事は戦略的でなければいけないだろう」(続く)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
続きは>>2-4