10/08/20 08:45:44 UR63OQmA0
>>1のソース元の
私の主張する、緩やかなインフレと、ジンバブエのハイパーインフレでは、まったく違うはずです。
しかし、多くの人々はその区別がつかない。実際に経験したわけでもないのに、ちょっとインフレになれば、
彼らはもう滑りやすい坂道を転げ落ちて収拾がつかないことになると思ってしまうわけです。
実際にはそうはならないのに、人々は極端に悪いイメージを飛躍的に抱く。
インフレ・ターゲット政策が支持されない二つ目の理由は、制度上の問題です。
私だって、もし自分が日銀やFRBの役人なら、100%成功するかどうか分からないことに責任は持ちたくない。
日本やアメリカのように「流動性の罠」に陥った状況下でインフレ・ターゲットを機械的に実行しても、
容易にうまく行くものではありません。
たしかにこれから5年間、3%のインフレ目標を設定すると日銀が宣言したとして、5年後に何も変わらなかったら、
それは日銀にとってずいぶん具合の悪いことになるでしょう。
とはいえ、そんな日銀の困惑など、どん底の日本経済を救うことに比べれば瑣末なことです。
ここが重要
だから日銀頑張れ、もっと頑張れ。