10/08/18 22:34:27 REeQZFpR0
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会社にいるアメリカ人(京大に留学して修士とっている)が面白いことを言っていた。
元々はコーネル大の日本文化研究室に行ってた奴だから日本が好きだということもあるうだろうけど、
普通の日本人が知らないような欧米視線で見た明治~昭和の日本の役割をよく知っていて、
欧米がアジアの植民地化(ぶんどり合戦)に躊躇し出したのは、国連での日本の政治的正論と
工業発展力の凄まじさに焦り、難儀し出したからだと言っていた。
日本に近代的な学問や工業技術を教えたら、あっという間に成長した事実を目の当たりにして
アフリカ人と違って、アジア人は奴隷にしたら厄介なことになりそうだと欧米各国が気づいたからだそうだ。
いわゆる「アジア=ミステリアス」という図式は、日清・日露戦争を境にして欧米で広く行き渡った意識で
裏には「得体が知れない=対処が分からない」という意識が強くあったらしい。
ま、この時の勘は当たっていて、アジア支配を望んだフランスもアメリカも最後は国力を失うほど消耗した。