10/08/16 22:14:30 Gmz0Sre60
百年前の出来事を今の価値観で判断することは愚かなことだと言う。
だが、今に生きる私たちは、今の価値観で、過去の歴史を捉え直すこともまた必要なことだ。
明治新政府による「四民平等」政策は、今の価値観でも正しいことだ。
(勿論、その政策の裏には、「富国強兵」政策があった。)
同じように、朝鮮総督府が朝鮮半島で実施した奴隷制の廃止は、
今の価値観でも正しいことなのだ。
(当時の為政者の意図が、冷徹なものであったにしても。)
近代の歴史の解釈が、政治的配慮や外交上の思惑などで安易に歪められてはならない。
朝鮮半島と朝鮮人の近代化が、朝鮮人自らの手だけで行われず、
日本人の主導によって為されたことを、今の韓国人、朝鮮人が
不快に感じようとも屈辱的に感じようとも、そのことは、所詮は感情論に過ぎない。
そうした、今現在歩み寄り難い両者、両国の溝のことと、
当時の国際情勢下での日韓併合の是非、そして、
朝鮮総督府による朝鮮半島と朝鮮人の近代化政策の是非はまったく別の問題である。