【和歌山】「部下に度胸を付けさせる為に捕虜を銃剣で突き刺すように命令した」 90歳の元日本兵が戦争体験を語る★4at NEWSPLUS
【和歌山】「部下に度胸を付けさせる為に捕虜を銃剣で突き刺すように命令した」 90歳の元日本兵が戦争体験を語る★4 - 暇つぶし2ch1:そーきそばφ ★
10/08/16 20:59:28 0
終戦から65年を迎えた15日、和歌山県の元日本兵(90)が、中国人捕虜を刺殺するよう部下に命じた経験を初めて語った。
兵隊の訓練のためにやむを得ないと自分を納得させてきたが、「むごいことをした」との思いが消えなかった。90歳の今、
「人に伝えておかないと、世の中が再び戦争に向かう恐れを感じる」と、取材に対し口を開いた。【久木田照子】

20歳だった1941年3月、中国南東部の江西省に出征した。進軍する中で、現地住民らにニワトリや卵の提供を強いたこともあった。
「中国の人を救うための聖なる戦争と教えられてきたが、本当にこれでよいのだろうか」。疑問を感じながら、
銃撃戦をしたり、上官に素手や革ベルトで殴られる日々を過ごした。

伍長だった43年春、新たに兵役に就いた5人ほどの部下に25歳ぐらいの捕虜の男性を銃剣で刺すよう命じた。
戦闘で度胸をつけるために必要だと考えた。捕虜の処遇を定めた国際法の規定も教えられていなかった。

捕虜は後ろ手に縛られて引き出された。部下は1人ずつ約10メートル走って胸を突き刺した。
殺されると察知した捕虜の男性は「あー」と大声で叫び続け、刺されて息絶えた。

帰国後、このことは家族にも話せなかった。「(国際法に対する)自分の無知があの命令を下させたと思う。
殺し、殺されるかもしれない戦争で理性が失われていた」と振り返る。08年と今年、市民団体の催しで出征体験を話した。
ただ、捕虜を殺させたことについては語らなかった。

国のため、家の名誉のため、赴いた戦争。「批判する力を持たず戦争に加担した一人として、多くの人とともに反省し、
他国との友好関係を築く責任がある」と語る。成人した4人の孫らにも、体験を語るつもりでいる。

ソース 毎日新聞 2010年8月15日 22時16分元日本兵:捕虜刺殺私が命じた 話すことが責任…体験語る
URLリンク(mainichi.jp)
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