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･以前６５周年を迎える日本の８・１５は「２つの顔」だった。「菅談話」の精神を受け継ごうとする
執権党と市民団体、ここに猛烈に反対する右翼勢力の声が熾烈に対立した。
この日、日本の閣僚全員はＡ級戦犯が合祀されている靖国神社に参拝しなかった。
菅首相の最初の約束通りだった。これは８０年代以降初めてだ。副大臣、政務官の中にも
参拝者は１人もいなかった。
菅首相はこの日の戦没者追悼食事で「多くの国家、特にアジアの方々に多大な損害と
苦痛を与えた点を深く反省する」と重ねて強調した。天皇も追悼式で「歴史を鏡にし、戦争の
惨禍が二度と繰り返されないことを切実に祈る」と平和の大切さを強調した。
市民団体たちも全国で各種の集まりを開催し▽靖国に合祀された韓国人２万１千人の名前を
削除すること▽慰安婦と強制徴用された人々に対する補償を全面実施すること－などを要求した。
細川元首相（７２）は「菅談話はもう少し先に進んだ内容を記せばよかった」と、朝日新聞との
インタビューで明らかにした。それとともに「天皇が米国、ヨーロッパ、中国、東南アジアなどを
（先に）訪問したことは順番が違う」とし「すぐにも韓国を訪問するほうがいい」と明らかにした。
一方「皆が靖国神社に参拝する国会議員の集まり」所属与・野党議員４１人は団体で靖国参拝に
出向いた。民主党の靖国参拝議員数も昨年２人で今年１１人に大きく増えた。
谷垣自民党総裁はこの日の談話で「（韓日強制併合条約が）結果的には大韓帝国国民に苦難を
抱かせた」と言いながらも「条約は有効に締結された上、国際法的な評価に対する日本の立場は
少しも変わっていない」と併合の有効性を重ねて主張した。
この日、靖国神社は例年と同じく軍国主義を象徴する各種旗がひるがえるなど極右勢力たちの
宴だった。「日本帝国海軍」マークが鮮かな昔の海軍服を着た高齢者１０人はらっぱを吹いて
神社内を歩き回った。右翼団体は軍歌を歌い「菅談話、売国外交決死反対」というスローガンを
叫んだ。この日、国会議事堂そばの道路では特攻隊の服を着た極右青年が日本刀を振って
警察に傷つけた事件もあった。（抜粋）
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