【社説/信濃毎日】国旗国歌法は日本を「戦争ができる国」にする露払い、芽は小さなうちに摘む…「戦後65年、非戦の国であるために」at NEWSPLUS
【社説/信濃毎日】国旗国歌法は日本を「戦争ができる国」にする露払い、芽は小さなうちに摘む…「戦後65年、非戦の国であるために」 - 暇つぶし2ch1:空挺ラッコさん部隊ρφ ★
10/08/15 19:08:46 0
連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のモデル水木しげるさんの作品の一つに、漫画「総員玉砕せよ!」(講談社文庫)がある。
何ともやり切れない物語だ。先の戦争で、南方のある島の守備隊が米軍の攻撃を持ちこたえられなくなり玉砕を命じられる。
ところが戦場が混乱する中、80人余りが生き残ってしまう。玉砕は全員戦死が大前提だ。免れるのは許されない。司令部は
守備隊の指揮官に自決を、一般の兵士には再度の玉砕を命令する。泣く泣く従う兵士たち…。水木さん自身の体験を元に
している。「90%は事実」だという。
   <戦争への仕掛け>
生きて虜囚の辱めを受けず。先の戦争では多くの兵士が理不尽な戦陣訓に縛られ、なくさなくてすむ命をなくした。家族も
苦しめられた。ある日、召集令状が届く。嫌な顔をするのは許されない。隣近所からの「おめでとうございます」の声に、
家族は気丈に応える。映画などによくでてくる光景である。あんなことはもうこりごり-。戦争体験の風化がいわれる中でも、
忌避する空気は国民の間に今なお根強い。憲法9条は戦争放棄をうたっている。憲法は為政者の行為を縛るためのものだ。
政府が国民を戦争に駆り立てることは、憲法によって禁じられている。日本は今のところ「戦争ができない国」にどうにか
とどまっている。そう判断していいだろう。過ちを繰り返さないために、問題を反対の方向から考えてみたい。「戦争が
できる国」とはどんな国なのか、政府が戦争を始めるにはどんな条件が必要か。国防の義務を定める法律、軍事機密を特別に
保護する規定、軍事法廷(軍法会議)…。制度的な仕掛けが幾つも挙がってくる。徴兵制はその最たるものだ。

 10年ほど前、沖縄の米海兵隊を訪ねたときのことである。司令官が力説していた。「この基地にいる兵士は全員、日本を
守るために命を捨てる覚悟ができている」本当なのか、と米国に詳しい友人に尋ねたら、「それは立て前」と一笑に付された。
若者の多くは退役後の奨学金目当てで軍に志願している、日本のために死ぬなんてとてもとても、と。貧しさゆえに、大勢の
若者が軍の扉をたたく。米国の人々が「経済徴兵制」と呼ぶ仕組みである。

>>2以降に続く
ソース信濃毎日新聞:URLリンク(www.shinmai.co.jp)


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