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この1年で日本でも急速に普及した「ツイッター」。日本の利用者はおよそ1000万人に達し、
1年前と比べてその数は19倍にも膨れ上がっている。
個人で楽しむだけでなく、ツイッターをビジネスに利用する会社も出てくるほどの一大ブーム。
その一方で、ツイッターをやめたいという声も聞こえてきた。
「やってみたけど、何だか疲れた」というのだ。原因は何なのか。
「ビジネスが変わる」「夢をかなえる」「自分らしく儲かる」。
書店に並ぶツイッター関連の本のタイトルを見ると、なにやら理想的なツールを思わせる「枕詞」が掲げられている。
ネットレイティングスが2010年6月30日に発表したソーシャルメディアに関する調査結果によると、
日本のツイッターユーザー数は前年比の19倍と急増、アクティブユーザー数では米国を抜いた。
一方で、ツイッターを始めてみたがどうすればいいか分からない、
果てには「疲れた」とやめてしまう人もいるようだ。
「2ちゃんねる」には、「もう半年くらいやってるけどtwitterでも頻繁に会話する相手が特に居ない」
「何人かやりとりする奴はいるけど、こっちから食いつかなきゃ会話にならねーし」
「知り合いをフォローしたら毎日楽しそうな書き込みをしてて見てるのがつらい」
と、もてあまし気味のユーザーの嘆きが並ぶ。
原因のひとつは「フォロワー」にあるようだ。知り合いだけでなく、趣味や仕事、考え方が近い人、
また有名人などは、知らない間柄でも「フォロー」することで相手の投稿内容が読めるのがツイッターの特徴の一つ。
だが、自分をフォローしてくれる「フォロワー」が増えなかったり、自分の投稿内容に誰も反応してくれなかったりすることが続くと、
「独り言」を続けていることにむなしさを感じてしまう人もいる。
また、ツイッター上で仲良くなったと思った相手に、少しきつい書き込みをしたら、
相手からアクセス禁止をされてしまい「結局その程度かとか思った」と落胆したユーザーもいた。
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