【経済】「住宅ローン破綻増加、競売6万戸」甘い審査が落とし穴。誘い文句は「家賃と同じ」 at NEWSPLUS
【経済】「住宅ローン破綻増加、競売6万戸」甘い審査が落とし穴。誘い文句は「家賃と同じ」 - 暇つぶし2ch2:冷やし中華 部分的に終わりましたφ ★
10/08/14 11:46:51 0
(つづき)

 「70歳過ぎまで払い続けるのは無理ですよ」。行員は手のひらを返したように言い、担保にとっていた
家を売るため、今年春、裁判所に競売を申し立てた。裁判所がつけた基準価格は377万円。14人が購入
を希望する人気物件になったため820万円で売れたが、ローンの残りは約1600万円。家を売ったお金
を差し引いても800万円近くを返さなければならない。「もともと無理な借金だった。マイホームを持てる
と言われ、つい不動産会社の言いなりになってしまった」。今は後悔ばかりが口をつく。

■借金あっても審査パス

「電気も電話も何回も止められました。これで子供に借金を残さずにすみます」。千葉県八街(やちまた)市
で、ダンプ運転手の隣に住んでいた会社員(56)は2007年に競売で家を失い、今年6月、自己破産した。
住宅ローンを機に「多重債務者」になったからだ。

01年に家を買った時、すでに消費者金融数社に約90万円の借金があった。だが、不動産会社は会社員を連れ、
借金の記録を銀行に提供する信用情報機関に行き、頼み込んで記録を消してもらった。地方銀行から30年ローン
で2350万円を借りた。毎月の返済は消費者金融分を加えて約14万円。月給の半分が消えた。返済のために
新たに消費者金融から借り、その額は300万円超に膨らんだ。

競売で家は約840万円で売れたが、約1300万円の借金が残り、取り立てが続いた。残された選択肢は自己
破産だけだった。その手続きにも弁護士に約60万円、裁判所が選ぶ破産管財人に20万円。 「金がないから
自己破産するのに最後まで金をとられるとは。自殺する人の気持ちがわかるよ」。会社員から話を聞いた運転手は
不安が募る。老後まで続く返済、貯蓄なし、借金。誰が見ても無理なローンがなぜ組まれたのか。

ある不動産会社の営業マンは「銀行の審査は甘くなっている」と打ち明ける。借金があっても銀行に申告せずに
審査が通ったり、家の価格に借金額を含めて融資を受けさせたりしたという。大手銀行のある支店は2000年代
初めから住宅ローンを増やした。本部から号令がかかったからだ。支店長経験者は「多く集めれば、薄利多売で
確実に利益が出るという戦略だった」と説明する。


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