10/08/12 16:23:10 0
★民主公約、全否定せず=自民・河野太郎幹事長代理インタビュー
-自民党参院議員会長に中曽根弘文氏が選出された。
よかった。(主要派閥が推した)谷川秀善氏が選ばれていたら自民党は終わっていた。がけっ縁で踏みとどまった。
-衆参の多数派が異なるねじれとなった。
この状況が普通だ。政府が出したものを一字一句修正せずに通すのが国会の仕事だと思っていた人が多いが、それは違う。
与野党が納得する形で結論を出すのが国会の役割だ。
-自民党は民主党に、子ども手当などのマニフェスト(政権公約)撤回を求めている。
例えば300万円の水準で所得制限を掛けるなら1万3000円を支給することはあり得る。
民主党はマニフェストを掲げて(衆院選に)勝ったのだから、全否定するつもりはない。
-国会の話し合いをどこが担うか。
「影の内閣」だ。(今年4月に設置した)政権力委員会(ネクスト・ジャパン)は、
上に総務会という組織があり、全権を持っていない。
影の内閣が政策を決め、自民党議員を1人ずつ説得して、(法案などの採決で)その通りに投票させるのが筋だ。
-党議拘束は必要ないのか。
号令をかけてみんな同じ方向にというのでは、(衆院議員は)480人も要らない。
(政府の方針に関しては)閣僚ら政務三役が、野党では(党の方針に)執行部が連帯責任を負っているが、
それ以外は自由にすべきだ。
-9月に党役員人事があるが。
組織から変えた方がいい。(国会は)政策コンテストになるわけで、影の内閣をつくって、
そこが政策面の先頭に立つことが大事だ。(続)
時事通信 URLリンク(www.jiji.com)