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「搾取と抑圧の下、ひたすら犠牲を強いられた暗黒の36年」という植民地史観が
現在も韓国では根強い。それどころか、絶対に疑ってはならない絶対の真実に
なっている。だが、日本の植民地経営は、世界史的に見ると、どうだったのか。
コロニアリズムというキーワードをもとに、理論的、実践的に、この問題に取り
組んだのが、在米の韓国人女性研究者、クリスティン・リー氏である。リー氏は、
韓国がイデオロギーに振り回され、学問的方法論に依らない、これまでの研究を
厳しく批判する。
私は、アメリカの大学院で指導教授たちに言われた、次の言葉を、忘れることが
できません。
「日本の植民地は、その後、全て経済発展した。
結論の出ている問題を、今更、何故に研究するのか」
米国の名門ラトガース大学のダン・ローデン教授は、私が博士論文の主題について
日本が朝鮮半島を植民地支配した時代の、教育と女性問題について研究したい
計画を説明すると、このように反問しました。
「文明のシステムを、日本の植民地主義は朝鮮半島に導入したのではないか。
スペインやアメリカ、イギリスは日本のように、本国と同じような教育システムを
植民地に導入しなかった。当時の朝鮮半島の人々は、文明のシステムを独自の力で
導入するのに失敗した。日本の植民地主義を経ずに、あれほど早く文明の世界
システムに入れただろうか」
私は、この発言に怒りが込み上げ、懸命に反論しようとしたが、
頭の中が真っ白になり、感情だけが高ぶったのを覚えています。
そんな論文を書いたら、韓国に戻れなくなると、不安が一瞬、心をよぎりました。
論文の相談をした別の経済学専攻の教授は、
「植民地化された国家の中で韓国と台湾ほどに発展した国家は、他に無い。
アメリカやイギリスの植民地で、台湾や韓国ほど発展した国があるか?」
とまで言うのでした。
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