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京都市南区の京都朝鮮第一初級学校の前で昨年12月、市民団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」(本部・東京)が、拡声器を使って抗議活動をした問題で
京都府警は10日、威力業務妨害容疑などで京都、神戸、大阪に住む在特会のメンバー4人を逮捕した。
また、会長宅の家宅捜索を始めた。今後、参加したメンバー数人宅の捜索も行う。在特会の抗議活動をめぐり、警察当局が摘発に乗り出すのは全国初。
ネット上などで活動、1万人近い会員
捜査関係者によると、在特会のメンバーは、昨年12月4日
同校の校門前で「密入国者の子孫」「スパイの子供やないか」「日本からたたき出せ」などと拡声器を使って約1時間にわたり抗議、授業を中断させるなど学校の教育活動を妨げた疑いが持たれている。
在特会は、学校側が隣接する児童公園に、朝礼台やスピーカーを設置している状況を「許可なく占有的に使用してきた」などと抗議していた。
学校側は在特会の抗議活動後、威力業務妨害などの罪で府警に刑事告訴。
京都地裁は今年3月、在特会に対し、同校周辺での街宣活動禁止を求める仮処分を決定した。その後も活動が続いたため同5月
仮処分に違反した場合、1日につき100万円を学校側に支払うよう命じる間接強制を決めた。
「ネットなどを駆使した過激なグループで注視している」としている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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