10/08/12 23:30:05 B/5rjKY40
靖国問題の本質は、国内には無い。
要するに中国が「世界一の大手顧客」となりつつあり、その中国が問題視する、ことが問題。
戦犯じゃないとかはハッキリ言ってどうでもいい。
「東條は犯罪者じゃない!」とか、中国に言ってみても絶対に理解されないからだ。
日本のほうが力を持ってて、中国を無視できるならそう言ってみるのもいいだろう。
だが、現実は逆だ。世界一の人口、世界一の経済成長、世界一の市場、時価総額世界最大の企業を抱える中国。
戦争があったとと言う事実は曲げられない。結果として日本海に横たわる反感もすぐには消えない。
それでも、我々は中国市場に喰らいこんでいかなければならない。
FTAを、アジア経済圏構想を、観光客誘導を、土下座してでも勝ち取らなければならない。
そうでなければスケールメリットで負けて、工場どころか幾多の製造業が日本から消える。
なんだかんだ言っても製造業は多大な雇用を生む。これを失えば、子供の世代は暗い。
中国との関係を改善し、市場シェアを勝ち取る企業を後押しする。それが政治家の責務だ。
それが国益だ。墓参りで産まれる国益が何かあるのか。俺には思いつかない。
死者を悼むのに靖国に参拝する必要は無い。
現に日本人の99%は参拝していない。だからと言って悼んでいないということにはならない。
どうしてもしたければ民間人になってから参拝すればいい。