10/08/10 01:31:33 0
>>1より
だが、これまで返還に応じなかった朝鮮王室儀軌を引き渡すことは、日韓基本条約の土台を揺るがし、
決着済みの賠償請求問題を再燃させかねない。
それだけに、党内の保守系議員は談話の閣議決定に強く反発する。6日に首相官邸で行われた仙谷氏との昼食会では、
松原仁、笠浩史両衆院議員が慎重な対応を求めた。9日夕の政府・民主党首脳会議でも玄葉光一郎公務員制度改革担当相
(党政調会長)が「補償につながらないようにしてほしい」と念を押した。
首相談話は、多様なイデオロギーが雑居する民主党の脆(もろ)さを露呈するとともに、菅直人首相がもはや仙谷氏の
「傀儡(かいらい)」となりつつあることを示した。9月の代表選で「菅降ろし」の導火線になる可能性もある。
だが、外交に関わる政治判断の誤りは政権内にとどまらない。日本、そして日本人の将来に禍根を残す結果を招かなければよいのだが…。