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平成１６年にうつ病を発症し自殺したのは長時間労働が原因として、九電工（福岡市南区）の
元社員＝当時（３０）＝の妻（３４）と両親が同社に計約１億１９００万円の損害賠償などを
求めた訴訟は９日、九電工が解決金約８千万円を支払うことで、福岡高裁（古賀寛裁判長）で
和解が成立した。
原告側弁護士によると、和解条項では元社員の死亡が同社の労働時間の管理に
起因すると認められた。妻は記者会見で「２度と過労死が起きないように、
会社には最大限の努力をしてほしい」と話した。
元社員は空調衛生施設工事の現場監督で、顧客企業への対応とともに施工図も作成。
１６年７月にうつ病になり、９月に自宅マンションから飛び降り自殺した。
*+*+ 産経ニュース 2010/08/09[23:26:09] +*+*
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