10/08/06 11:17:08 0 BE:2037101478-PLT(12066)
■受 給 者■10年前より2割増
■ケースワーカー■増員と専門家急務
生活保護の受給者が、自治体の申請窓口でケースワーカー(CW)とトラブルとなるケースが後をたたない。
受給者がナイフを突きつけたり、窓口で大声で叫んだり。長引く不況で、受給世帯は県内でも増え続けている。
各自治体はトラブルを防ぐため、様々な工夫をこらす。
一方、専門家からは、自治体側のよりきめ細かな対応の必要性を指摘する声もある。(伊藤和行)
◆窓口で刃物・大声
6月9日の昼下がり、防府市役所1階に警察官約20人が駆けつけた。
生活保護の相談に来ていた無職の男(54)が果物ナイフ(刃渡り8センチ)を持っていると110番通報があったのだ。
「あいつを刺して、おれも死んでやる」
生活保護受給者の男は、担当のCWを名指しして脅迫したが、10分後、警察官に取り押さえられ、銃刀法違反容疑で逮捕された。
市社会福祉課によると、男は名指ししたCWの生活指導や言葉遣いに不満を持っていたという。
同課の担当者は「以前は、窓口で灯油を頭からかぶり火をつけようとした受給者もいた」と話す。
県内の自治体では、こうしたCWと受給者とのトラブルが相次いでいる。
山口市では昨年4月、受給者の孫が窓口で激高し、CWの胸ぐらをつかむ事件があった。
同6月には岩国市で、受給者の男がCWのあごを殴ったとして逮捕された。刑事事件にまで至らなくても、
カミソリを取り出して「死んでやる」と自分の手首を切ろうとしたり、窓口で大声で叫んだりするケースはたびたび起きているという。(>>2-以降へ続く)
記事引用元:asahi.com(2010年08月06日配信)
URLリンク(mytown.asahi.com)