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★日本で看護師ら目指す 壮行会
日本で看護師や介護福祉士として働くことを目指すインドネシア人の壮行会が、5日、
開かれましたが、日本へ向かう人の数は、ことしは去年の3分の1に減り、関係者の間
では事業の継続に不安の声が出始めています。
壮行会はジャワ島西部のバンドンで、看護師と介護福祉士を目指す、あわせて114人が
出席して開かれました。代表して日本語であいさつした看護師志望のスナルヤさんは
「日本では心配なことがたくさんありますが、負けずに頑張りたい」と抱負を述べました。
この事業でインドネシア人は看護師は3年、介護福祉士は4年以内に国家資格を取ることが
できなければ、帰国しなければなりませんが、ことし、看護師試験の合格者はわずか2人に
とどまるなど、ことばの壁が大きな問題となっています。
このため日本の病院など受け入れ施設側が求人を控える一方、インドネシア人も英語で
仕事ができる中東諸国などに行き先を変える傾向が強まっています。その結果、ことし
日本へ向かう人の数は去年の3分の1に減り、関係者の間では今後、事業を継続できるか
どうか、不安の声が出始めています。壮行会に出席したインドネシアの海外労働者派遣
保護庁のヒダヤット長官は「事業を止めてはならない。両国政府は今後も継続のために
努力する必要がある」と訴えていました。一行は6日夜、日本に向けて出発します。
8月5日 21時49分 NHK
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