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「ホメオパシー」と呼ばれる代替療法が助産師の間で広がり、トラブルも起きている。乳児が
死亡したのは、ホメオパシーを使う助産師が適切な助産業務を怠ったからだとして、損害賠償を
求める訴訟の第1回口頭弁論が4日、山口地裁であった。自然なお産ブームと呼応するように、
「自然治癒力が高まる」との触れ込みで人気が高まるが、科学的根拠ははっきりしない。社団法人
「日本助産師会」は実態調査に乗り出した。
新生児はビタミンK2が欠乏すると頭蓋(ずがい)内出血を起こす危険があり、生後1カ月までの
間に3回、ビタミンK2シロップを与えるのが一般的だ。これに対し、ホメオパシーを取り入れて
いる助産師の一部は、自然治癒力を高めるとして、シロップの代わりに、レメディーと呼ぶ特殊な
砂糖玉を飲ませている。
約8500人の助産師が加入する日本助産師会の地方支部では、東京、神奈川、大阪、兵庫、
和歌山、広島など各地で、この療法を好意的に取り上げる講演会を企画。2008年の日本助産学会
学術集会のランチョンセミナーでも、推進団体の日本ホメオパシー医学協会の会長が講演をした。
同協会のホームページでは、提携先として11の助産院が紹介されている。
※続きます。
asahi.com 2010年8月5日4時34分
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▽レメディーと呼ばれる砂糖玉。原材料名にはテンサイ糖と書かれている(画像)
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